さあさあ!本当に日本に来てしまうのです、ザ・レインコーツ!!!!

正しくこれは事件、奇跡、ハッピー・イヤー2010年!しっかとその姿を目に焼き付けて頂きたく思います。そんなスーパー・リアル・パンク・バンド、ザ・レインコーツに対して、各界の方々からコメントなんぞ頂きました。ぜひぜひ!
 

1…. ザ・レインコーツについての想いを教えてください!
2…. ザ・レインコーツ以外で好きなガールズ・アーティストは?
3….あなたにとってパンクとはなんですか?

 

 

 
 
     
 
 
  ●行川和彦(ライター)
 

1. 初期3作も大好きだが、ローファイに甘えずさりげなく向上心いっぱいで最新作がベストのバンドだから、96年の4作目『ルッキング・イン・ザ・シャドウズ』が一番好きだ。今年出たレッド・クレイオラ with アート&ランゲージの『ファイヴ・アメリカン・ポートレイツ』でもジーナ・バーチは現役ぶりを発揮。ほんとライヴが楽しみだ。

2. 時代ジャンル問わず無数の名前が並ぶリストの中から今“ガールズ”というキーワードで絞るとすれば、ランナウェイズ、スリーター・キニー、ダイアン・バーチ。“ガールズ”じゃないが、ニコとウェンディ・O・ウィリアムズ(プラズマティックス)とベス・ギボンズ(ポーティスヘッド)は別格。“個”として表現する人が好きだ。

3. 内外の辞書の基本的な意味にならい、おのれを研ぎ澄まして世界中で切磋琢磨している現在進行形のパンク・ロック・バンドへの敬意も込めて、まずあえて音楽スタイルと言いたい。それを踏まえた上での“青二才”と“役立たず”。イメージとしては中指立てること。歳食った人なら空気を読まずに大人げない行為をすることがパンク。
 
ザ・ランナウェイズ
       
 
     
 
 
  ●sumire (TWEE GRRRLS CLUB)
  1. 元祖ライオット・ガールとして憧れてやまないザ・レインコーツをこの目でみられるなんて夢みたい!"Fairytale in the Supermarket" を初めて聴いたときの驚きと感動を再び!女の子にこそ見て欲しい!

2. クリネックス、ドリー・ミクスチャー、ヴィヴィアン・ガールズ、ファイナリー・パンクなど。女の子が女の子のやり方で鳴らしている音は、時代やジャンルに関わらず、そう、いつだって斬新できらめいているから。

3. 作品やアティチュードを誰にも左右される事無く自分達でコントロールして、それがクールであれば全部パンクだと思います!
 
クリネックス
       
 
     
 
 
  ●辛酸なめ子(コラムニスト、漫画家)
  1. 聴いていると、テンションが上がりかけては脱力し、最終的にはニュートラルな状態になって禅の境地である平常心に近付けます  

2. ゴシップ…男性に媚びない強さがかっこいいです ルシャス・ジャクソン…聴いていると仕事がはかどります スキャンダル…青春が甦りアンチエイジングになります  

3. 自己保身に走りそうな時、反省を促すための音楽
 
スキャンダル
       
 
     
 
 
  ●清水久靖(HMV渋谷)
  1. 音符では語りきれない音を語ることが出来る大好きなバンドです。拙い演奏力が魅力
なのではなくて、独自の間と視点を持っているという点に物凄く惹かれてしまいます。そして、彼女たちの作品に触れていると『音楽は誰にでも作れるモノではない』、というパンクの通説とは真逆の事が頭に浮かんできます。

2. 工藤礼子とポコペン。フワフワとしているようで、実は研ぎ澄まされた声と言葉を隠
し持っているので、聴取中は胸が痛んだり癒されたりで忙しいです。彼女たちの核心をついた表現を目の当たりにすると、いつもアンビバレントな感覚に襲われますが、その原因が、『女性であること』に由来しているのかどうかは僕にはまだ分りません。

3. 自己を更新し続ける姿勢のことです。
 
工藤礼子
       
 
     
 
 
  ●冨岡映里(the teachers、M.A.G.O.)
  1. 20歳くらいにしていた自分にとってはじめてのバンド(ザ・コケッシーズ)で、はじめてカセット音源を作った時、 レコード屋さんの人に聴いて貰おうとドキドキして手渡しに行きました。そして晴れてお店にカセットテープを置いてもらう事になり、レコード屋さんが書いてくれた私達にとってのはじめてのポップが「初期レインコーツ・初期少年ナイフのような〜〜」というような文章でした。レインコーツを知らなかった私はレコード屋さんにレインコーツのCDを買いに行ったのでした。レインコーツっていうバンド名がとにかく素敵でジャケも可愛いい。どんなバンドなのかな?って CDプレイヤーに入れてワクワクしたのを思い出します。ローファイ女子バンドが必ず通る道なのでしょうか。私たちのようなスタイルの女子バンドは皆「レインコーツのような、シャグスのような、少年ナイフのような」と「何々のような」と音楽に詳しい人達に表現されてしまうのです。もっと他の言い方はないん か!といつも思うけど、レインコーツは元祖!だもんね。「何々のような」という表現が使えない!ガールズバンドの元祖なのです。

2. 少年ナイフ、メタルチックス、バッファロー・ドーター、ドループ。一緒にライブさせていただいた事があるなど、雲の上の人ではなく実際自分の目で確かめてライブ見て大興奮!したり、身近にいる尊敬出来る先輩達だからです!皆さん、サムライのごとくギターや楽器をサッパッーンと扱っておられシビレます。すごく人柄にもシビレます。優しかったり、怒られたり笑、カッコ良かったり、びっくりするぐらい髪が長かったり、もう大好きです。

3. パンクの道を全く通ってないので、わかりません。自転車のパンクという表現がどちらかというと、自分達のやっている音楽を表すにはピッタリかと。。

6/16渋谷O-WEST公演にてthe teachers制作のザ・レインコーツにちなんだ小物雑貨を販売します!
イメージはコチラ!
そしてM.A.G.O.としてゲスト出演も決定!
http://www.the-teachers.com/

 

 
少年ナイフ
 
 
       
 
     
     
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