ここんとこ全世界のシーンを賑わしているのがニューゲイザー、ニューLo-Fi、Glo-Fi、チルウェイヴ…なんてムーヴメントのカマー達。更にDRUMSやGIRLS、THE PAINSOF BEING PURE AT HEARTなんてスター達も登場しちゃいましたねぇ。さて、そんなムーヴメントのトップ集団に君臨しながら、更にそんなキーワードを軽く越えちゃう程、特異なサウンドをかましているのがカナダの4人組WOMEN。08年に今やシーンを代表するインディア州ブルーミントンの重要レーベルJAGJAGUWARからデビュー。あのDEERHUNTERやNO AGEからもリスペクトを受ける程の超絶サイケデリック・サウンドで一気にシーンの注目株へと成長しました。そして待望のセカンド・アルバムがこの『Public Strain』。更に更に進化したサウンドはやはり超個性的。簡単に言うならば「激メロと激ノイズの大融合」BYRDS、ZOMBIES、そしてBELLE & SEBASTIANなどに通じる蒼くて繊細なメディーと、THE JESUS & MARY CH AIN、MY BLOODY VALENTINEばりのシューゲイズ攻撃が爆発。更に言うならばVELVET UNDER GRO UND meets THIS HEAT、SONIC YOUTH meets PAVEMENT、DEERHUNTER meets BEACH BOYS…なんてなんて。とんでもない振り幅でありながらダイレクトでコンパクトなノイズ・ポップスをキメまくるWOMEN。間違いなく取り扱い注意の超キワモノ・バンドなのでした。
WOMEN
カナダ アルバータ州カルガリー出身の4人組
メンバーはPatrick Flegel (vocals/guitar), Matt Flegel (bass/vocals), Chris Reimer (guitar/vocals), Michael Wallace (drums)。地元のレーベルFLEMISH EYE RECORDSと契約し同じくFLEMISH EYE所属でSUB POPからも作品をリリースしているChad Van Gaalenプロデュースによる『WOMEN』で08年7月に本国デビュー。その注目度はカナダを越えてアメリカにも飛来し、インディアナ州ブルーミント ンの名門レーベルJAGJAGUWARより同年アメリカ・デビューを果たし、同年12月にcontraredeより日本デビュー。その後アメリカ、ヨーロッパへのツアーを重ねる中で09年のPrimavera Sound Festival,Pitchfork Music Festivalなどへも早々に出演を果たす。
ニューゲイザー、ニューローファイなどと呼ばれるシーンが全世界的なムーブメントとして騒がれている昨今、そのシーンの中心的バンドの一つに数えられながらも、その枠に収まりきらないサウンドで明らかにシーンの王道とは一線を画す存在として注目を集めている。10年10月6日にcotraredeよりセカンドアルバムPublic Strainをリリース。また、Matt Flegel (bass/vocals)はMarnie SternのNew albumにHellaのZach Hillと共に参加している。
WOMEN / PUBLIC STRAIN Release Date 10.10.06 / Price 2,100 yen
1 Can't You See
2 Heat Distraction
3 Narrow With The Hall
4 Penal Colony
5 Bells
6 China Steps
7 Untogether
8 Drag Open
9 Locust Valley
10 Venice Lockjaw
11 Eyesore
