ELTON JOHNの『Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy』。見開きジャケットでね、最高にカッコ良かった!フロリダのラウダーデールにある「ピーチーズ・レコード」で買ったんだ。
●「バンドをやろう!」と、きっかけになったバンドはいましたか?
やっぱり子供の頃一番デカかったのはAC/DCかな。それとTHE WHO。11歳の頃に両親に映画「The Kids Are Alright」を観に連れて行かれてね。すごく心を揺さぶられたよ。そしてその後はパンク、ハードコアにハマった。誰にでもバンドって出来るんだ…って励みになった。特にMINUTEMENには大きな影響を受けたよ。
●SUPERCHUNK結成以前はどんな活動をしていましたか?
ハイスクールの頃はECHO & THE BUNNYMENみたいなバンドをやってた。PNEUMATIC UNDERGROUNDっていう名前でね。オリジナルはもちろん、XTC、DEVO、THE POLICE…と、いわゆるニューウェイヴ系のカバーもやってたよ。その後はTHE SLUSHUPPIESとWWAXの二つのバンドで活動していた。MERGEを始める前にシングルもリリースしたんだ。どちらもポストパンク・バンドだね。
●それではインタビュー第一回目の最後の質問です。90年代中盤…SUPERCHUNKが4作目『FOOLISH』(94年)と5作目『HERE’S WHERE THE ATRINGS COME IN』(95年)を出した頃なのですが、いわゆるオルタネイティヴ・シーンはどんどん産業化され、その後衰退して行きました。でも、そんな時期でもあなたはムーヴメントだとかシーンの流れに吸収されず、常にマイペースなスタイルを貫いていましたが、なぜそのような姿勢が取れたのでしょう?