絶賛を浴びたデビュー・アルバム『何事もなく暮らす』から2年ぶりとなる待望の新作。縦横無尽のチャン・ギハ流が炸裂! ますますポップに、ますます強靭になったバンド・サウンドが飛び切り楽しく、素晴らしい! 

妥協のない創作姿勢を貫きながらも、本国では年齢性別を問わず幅広い支持を集め、「韓国大衆音楽の懐かしい未来」とまで称される稀有なバンド、チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ オルグルドゥル)。ZAZEN BOYS、トクマルシューゴ、ヒカシューとの対バンも話題になった衝撃の初来日公演から1年。二度目の来日も間近に控えた彼らが、期待の斜め上を行く途轍もなく強力なロック・アルバムを引っ提げて戻って来た!

 
 
昨年、共演した時にも思いましたが
チャンギハの豊かな感性、しなやかなあり方が
詩にも曲にも表れていて、どんどんよくなってますね。

まだまだ楽しみです。

巻上公一

 
 
(質 問:チャン・ギハと顔たちをはじめて聴いたのは?)
以前、同じ授賞式で歌手として出演しましたが、そのもっと前から、T-ARA のデビューよりも前からファンでした。偶然にも、俳優のリュ・ドクファンさんを通じて、KARAのギュリさんと一緒にチャン・ギハさんに会うことができま した。「Rainy Branch Club」という集まりも、仲の良い6人で作りました。あまり会えないですが、いつも力になっています。チャン・ギハ最高!

(質 問:好きなチャン・ギハと顔たちの曲とその理由は?)
独特のステージパフォーマンスと、独特の歌詞が好きです。全ての曲が大好きです。私が好 きな表現とメ ロディーが全て詰まっているからです。授賞式の公演では、座って見ていた全ての韓国の歌手たちが、みんな立ち上がって楽しんでいたのが印象的 でした。チャ ン・ギハと顔たちの公演を見た方は、みんなそう思うのではないでしょうか? 言葉がいらないです!!

(質問:あなたがチャン・ギハと顔たちに感じる魅力とは?)
東洋的なメロディーと詩的な歌詞に、一日でも聴かないとダメなくらいでし た。今も着うたとして使わせていただいています。あなたたちは最高です!

ハム・ウンジョン(T-ARA)
 
 
 「韓国大衆音楽の懐かしい未来」、チャン・ギハと顔たちが、二枚目の正規アルバム(2集)、セルフタイトルの「チャン・ギハと顔たち」で戻って来た! 「いわゆるそんな仲」と「テレビを観たよ」を含む全11曲が収録された本作の方向性を一言で言い表すとするなら、「バンド・サウンド」ということになるだろう。 18ヶ月間という短くない休息期間中に、チャン・ギハと顔たちは、パフォーマンスを担当していたミミ・シスターズの脱退を経て、キーボードとギターを補強しながらバンドのラインナップを再編、より音楽的な方向に集中することになった。リーダーのチャン・ギハが作詞・作曲はもちろん、編曲まで引き受けていた1集とは違って、今回のアルバムの歌は、チャン・ギハが書いた曲を元にしながらも、メンバー全員による編曲作業を通じて完成し、録音された。本作には、そのタイトルにふさわしく、チャン・ギハと顔たちがバンドとして成長してきた結果がすべて注ぎ込まれている。

 韓国でアルバムが発売されて1週間後の6月17日から19日までの3日間には、ソウルの梨花女子大サムソンホールで2集リリース記念コンサートが行われ、チケット前売開始初日に全席が売り切れになった。好評を受けて、8月26日から28日までの3日間、オリンピック公園内の88湖水辺ステージでアンコール公演も決定しており、その間にも、韓国最大級のロック・フェス、ジサン・バレー・ロック・フェスティヴァルのメインステージで韓国バンド勢のトリを務めたのをはじめ、テレビやラジオにも多数出演。Super JuniorやT-araといった人気絶頂のK-POPアイドルグループのメンバーまでもがチャン・ギハと顔たちのファンであることを公言しており、まさにその支持の広がりはとどまるところを知らない。
 
 
チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ オルグルドゥル)
韓国のロック・バンド。2002年からヌントゥゴコベインのドラマーとして活動する傍ら、サイド・プロジェクトのチョンニョンシルオプ(青年失業)では、ヴォーカルやソングライティングも担当していたチャン・ギハが、2008年5月、ブンガブンガレコードより、自身で全ての作詞・作曲・編曲・演奏を行った初のCDシングル『サグリョ コピ(安物のコーヒー)』を発表。時を同じくして、チョン・ジュンヨプ(ベース)、イ・ミンギ(ギター)、キム・ヒョノ(ドラム)を伴い、「チャン・ギハと顔たち」名義でのライヴ活動も開始。70〜80年代の韓国ロック/フォークのエッセンスを受け継ぎつつ新たに発展させたユニークな音楽性、独自の言語感覚で様々な心象を描き出す歌詞、さらには視覚的なインパクトも強いライヴ・パフォーマンスが爆発的な人気を呼び、このシングルによって第6回韓国大衆音楽賞で3冠を達成(「今年の歌」「最優秀ロック」「ネットユーザーが選ぶ今年の男性ミュージシャン」の3部門)。 2009年2月にはファースト・アルバム(1集)『ビョルリルオプシ サンダ(何事もなく暮らす)』をリリースし、4万枚以上を売り上げる韓国インディーズでは異例の大ヒットを記録。まさに時の人となり、多くのテレビ・ラジオ出演をこなす一方、精力的な公演活動も繰り広げる。同年12月の第24回ゴールデンディスク賞(韓国版グラミー賞)では、ロック賞を受賞。2010年7月、イ・ジョンミン(キーボード)がバンドに正式加入。同年11月に初来日を果たし、ZAZEN BOYS、トクマルシューゴ、ヒカシューらとも共演。2011年6月、ライヴでのサポートメンバーでもあるソウル在住の日本人ギタリスト、長谷川陽平とチャン・ギハの共同プロデュースによるセルフタイトルのセカンド・アルバム(2集)を発表。
 
 
チャン・ギハと顔たちは、2008年5月に結成された。結成当時はチャン・ギハ(ボーカル)、イ・ミンギ(ギター)、チョン・ジュンヨプ(ベース)、キム・ヒョノ(ドラム)、ミミ・シスターズ(振付/コーラス)という編成で活動していたが、現在はミミ・シスターズは脱退して(2011年に自身のデビュー・アルバムをリリースした)、イ・ジョンミン(キーボード)が正式メンバーとして、長谷川陽平(aka キム・ヤンピョン、ギター)がサポートメンバーとして参加している。かつてはフォーク・ロック・バンドと呼ばれることもあったが、基本的にはロック・バンドである。バンド名に含まれている「顔たち」は、メンバーの容貌とは何の関係もない。

シングル「安物のコーヒー」を発売してデビューした。 「大衆性が0点だ」という製作社関係者たちの悪意がまじった評価にもかかわらず、驚くほどの大衆的な支持を得たこのシングルは、インディーズとしても、空のCD-Rに自分で焼いて作った手工業音盤としても、まず間違いなく異例の1万枚を越える売上を達成し、第6回大衆音楽賞で3部門を受賞した。音楽も良かったし、聞き手にも受け入れる準備ができていて、運も伴った結果だった。

翌年の2009年2月には初の正規アルバム『何事もなく暮らす』を発表した。発売2ヶ月で3万枚以上が売れ、デビューシングルと比較しても、より多くの大衆的な支持を得たが、それ以上に重要なのは、このアルバムを通じて、昔のサウンドの遺産を独自の感覚で新たに具現化する、自分たちならではの音楽を見事に提示したという点だ。 「韓国大衆音楽の懐かしい未来」と呼ばれるほどの、このような音楽的方向性を踏まえながら、チャン・ギハと顔たちは突然のスターダムにも動じることなく、ちょうどアルバムのタイトルのように変わりなく生活し、着実な活動を続けていった。

そして、2011年6月、18ヶ月という短くない休息期間を経たチャン・ギハと顔たちは、いよいよセカンド・アルバム『チャン・ギハと顔たち』を発表した。パフォーマンスを担当していたミミ・シスターズが脱退して、キーボードとギターを補強した新たなメンバー編成で、すべての曲が合奏を経て作られ、録音されたという事実からも分かるように、音楽そのものへの集中が核心にあって、その間の成長を体現したアルバム。音楽で勝負するという方向性のため、制作期間中に製作社関係者たちが、「今回は本当に大衆性が0点だ」と非難しまくったりもしたが、それが何だというのだろう。それでも聞き手には受け入れる準備ができているだろうし、音楽はもっと良くなっているのだから。誰もがもう一度驚いてしまうに違いない。

(韓国盤プレス資料より)
 
 
チャン・ギハと顔たち – いわゆるそういう仲(official music video)
 
チャン・ギハと顔たち – テレビを見たよ(official music video)
 
 
 
장기하와얼굴들
チャン・ギハと顔たち

Release Date 2011.10.19 / ctrd 050
Price 2,310 yen (tax incl.)
解 説:安田謙一/歌詞・対訳付

01. ムォル クロッケ ノルレ 何をそんなに驚いてる
02. クロッコ クロン サイ いわゆるそういう仲
03. モジルゲ マラジ マルラミョ 
ひどいことを言うなと
04. TVルル ボァンネ テレビを見たよ
05. ポゴ シップン サラムド オムヌンデ 
会いたい人もいないのに
06. キップン バム チョナボノブ 真夜中の電話帳
07. ウリ チグム マンナ 俺たち 今会おう
08. クッ テ ク ノレ あの時のあの歌
09. マニャン コンヌンダ ひたすら歩く
10. ナル ボゴ ムォラ クロン ゴット アニンデ 
俺が何か言われたわけでもないのに
11. TVルル ボァンネ(タシ) 
テレビを観たよ(また)

<チャン・ギハと顔たち>
チャン・ギハ(ヴォーカル, コーラス)
キム・ヒョノ(ドラム, パーカッション, コーラス)
チョン・ジュンヨプ(ベース, コーラス)
イ・ミンギ(ギター, コーラス)
イ・ジョンミン(キーボード, コーラス)

作詞・作曲:チャン・ギハ
編曲:チャン・ギハと顔たち, 長谷川陽平
演奏:チャン・ギハと顔たち, 長谷川陽平

プロデューサー:チャン・ギハ, 長谷川陽平
エクゼクティヴ・プロデューサー:
熊社長, カン・ミョンジン

録音・ミックス:
コ・ヒョンジョン(ソウルスタジオ, ドリームファクトリー)
アシスタント・エンジニア:キム・イルホ, パク・ジヨン

マスタリング:ジョンフン(ソニックコリア)
サウンド・スーパーヴァイザー:ナジャム・ス

アートワーク:キム・キジョ(キジョシデ)
 
 
チャン・ギハと顔たち/何事もなく暮らす
Pヴァイン / PCD-93275
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     
     
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