High Places − Altos Lugares
 
スリル・ジョッキーの生え抜き男女デュオ!ブルックリンからLAに拠点を移し、二人の世界は更なるディープな電脳世界へ!マンチェ〜シューゲイズ〜インディーダンス・ムーヴメントの答えが今ここに!?

ANIMAL COLLECTIVE、GANG GANG DANCE、そしてBATTLESなど、21世紀に入ってウジャウジャと表舞台に現れて来たブルックリン〜ニューヨーク・アンダーグラウンド勢。そしてこのHIGH PLACESも正しくそんなムーヴメントを代表する男女デュオ・ユニット。そんなシーンも成熟し、明らかにネクスト・ステップへと踏み出した中で、このHIGH PLACESも拠点をLAへと移し、更なるレベルへと進み始めました。そして生まれた最新作(サード・アルバム)こそが、この『ORIGINAL COLORS』なのです。

HIGH PLACESはMARY PEARSONとROBERT L. BARBERによるデュオ。MARYがミシガンからブルックリンに移り、そこで出会ったROBERTと06年に結成。シングルのリリースやコンピレーションに参加し、まずはそんな初期作品を集めたコンピレーション『03/07-09/07』で世界デビュー。そして待望のファースト・アルバム 『HIGH PLACES』を2008年に、2010年にはセカンド『HIGH PLACES VS MANKIND』を発表。DEERHUNTERやNO AGEなどとがっちりツアーし、更にその間来日も二度果たしました。特に2010年秋にはスウェーデンのWILDBIRDS&PEACEDRUMSとのガチンコ・ジャパン・ツアーを敢行し、リアルに放たれる電脳サイケデリック・ビューティー・サウンドはオーディエンスをクラクラ・クネクネさせてましたっけ。。。。

そんな余韻から一年。待望の新作である『ORIGINAL COLORS』なのですが、更に突き進んじゃってる感が満載。もちろん従来のビューティーでサイケデリックなエレクトロ・スタイルがベーシックにあるのですが、初期から垣間見えたアシッド〜フリー・フォーク〜トライバル的なエッセンスはやや後退。逆に90年代初頭のUKインディー・シーン…マンチェ!スクリーマデリカ!、そんでもってマイブラの12インチ・リミックス!!…なんかに通じるダンス・アプローチが格段に感じられるようになっているのです。それでいて全体に溢れる印象は実に繊細で冷淡。MARY嬢のヴォーカルも、ビート&グルーヴも、淡々とエモーションを放っているから何ともクール。この電脳エクスペリメンタル・ポップは、ベッドルームもフロアも一色単にして光輝き続けるのです。

 
HIGH PLACES - @O-nest, Shibuya, Tokyo 06 DEC 2008
 
 
 
 
 
High Places / Original Colors
2011.11.9 Release / ctrd051 / Price 1,980 yen
ライナーノーツ・日本盤ボーナストラック付

01. Year Off
02. The Pull
03. Morning Ritual
04. Banksia
05. Ahead Stop
06. Dry Lake
07. Sonora
08. Sophia
09. Twenty-Seven
10. Altos Lugares
11. New Blue - BONUS TRACK

 
 
 
 
 
 
 
 
     
     
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